マラソンレースに向けてやっておきたい3つのプロセス
いよいよ秋も近づいてきて、秋のレースシーズンに向けて本格的に準備を始めなければならない時期にさしかかってきました。
そんなレースシーズン本番に向けて、セカンドウィンド四日市では3つのプロセスに沿って準備を進めてまいります。
その3つのプロセスについて見ていきますと・・・
1.目標の明確化
まず最初にやっておきたいのが、レースでの目標をできるだけ明確にしておくこと。
もちろん「レースを楽しく走りたい」「フルマラソンを完走したい」といったざっくりとした目標でもいいと言えばいいのですが、ここで「フルマラソンを5時間以内で完走したい」「10キロを1時間以内に走りたい」などとより具体的な数値で設定しておくと、目標を達成した時の達成感はよりいっそう素晴らしいものになります!
私がマラソンで得られた一番の醍醐味だと思っているのは「目標を達成した時のなんとも言えない達成感」!
その達成感をより最高のものにするために、できるだけ目標は具体的な数値まで落とし込んでおきましょう。
2.トレーニングの継続
明確な目標ができた後は、その目標を達成すべく何より大切なトレーンングの継続。
マラソンではいきなり走力が劇的に向上するということはほとんどなく、日々の練習の積み重ねが確実にレース本番での力となっていきます。
また走る目標が具体的であればあるほど、練習でどれだけの距離を、どれくらいのペースで走ればいいかという、トレーニングの質と量もある程度具体的になってくるはずです。
あとは日々の練習によって、段階を踏みながら成長を積み重ねていく事で、自分が目標に近づいてきている過程を楽しみながら、トレーニングを続けていきましょう!
3.レースマネジメント
マラソンレース本番に向けてのトレーニングは、ただひたすらやみくもに走り続けるだけでは結果は出ず、レース本番当日から逆算して、練習メニューを組んでいく必要があります。
まずレースに向けた練習を始めたばかりの方がいきなり厳しいトレーニングを始めてしまっては、怪我や故障のリスクも高くなるため、最初は厳しい練習にも耐えられる身体を作るための準備期間が必要となります。
またレース直前まで厳しい練習をしていては、疲れ切った身体でレース本番を迎えてしまわなければならないため、レース1週間から2週間前からは、ここまでの練習での疲労を抜いていきながら、走りを研ぎ澄ましていく最終調整期間も必要となってきます。
せっかく練習を続けて走力を積み上げていっても、レース本番でその走力を存分に発揮できなければ、目標達成は遠ざかってしまいます。
日々の練習でも一番大切な事は目標とするレースで満足のいく走りをするためであるという事を十分に意識して、レース本番から逆算して、今どのような練習をすべきか考える癖をつけていくようにしましょう!
まとめ
以上のようにマラソンレースに向けての3つのプロセスについて紹介させていただいたわけですが、この3つは密接に連動していて、どれか一つが欠けただけでも、レース本番での走りが大きく変わってしまいかねません。
まずレースシーズンに向けてそろそろ準備を始めようという方は「目標を明確にしていく」「練習の継続」「レース本番から逆算して練習メニューを考える」の3点を意識するところから、日々のトレーニングに備えていきましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。