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ラダートレーニングがマラソンに及ぼす4つの効果

こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。

セカンドウィンド四日市で開催している練習会のメインとなるのはもちろん走ることなのですが、その走りをよりよくするための動きづくりのためのトレーニングにも今後力を入れていこうと考えています。

そんな動きづくりのためにセカンドウィンド四日市で実施しているトレーニングの一つが「ラダートレーニング」。

俊敏性を鍛えるトレーニング トレーニングラダー アジリティラダー 6m◇AZ-6NRT

ラダートレーニングとはハシゴの枠の中と外を、様々なバリエーションのステップで刻んでいくトレーニング。

そんなラダートレーニングで得られるマラソンで役立つ練習効果は下記のようなものが挙げられます。


1.素早い動きが身につく
 

2.バランスアップにつながる3.股関節の柔軟性アップ

4.短時間でウォーミングアップできる

5.楽しく身体を動かせる

 

その一つ一つを見ていきますと・・・

1.素早い動きが身につく

どのスポーツでもラダートレーニングを実施する一番の目的として言われているのが、素早い俊敏な動きを身につけることにあります。

ラダートレーニングでは素早い動きや複雑な動きでステップを踏むことになるのですが、こうした動きを繰り返していくうちに運動神経系が発達してきて、どんどん複雑な動きなどにも素早く反応できるようになってきます。

マラソンにおいて素早い動きができるようになると、走るピッチを速くでき、結果的に走るスピードを上げやすくなります。

2.バランスアップにつながる

ラダートレーニングでは走る時と同様に前に進む動きだけでなく、横や斜め方向に飛んだりステップを踏んだりする事もあります。

横や斜めへの動きは、日常のランニングではなかなか鍛えられない、身体の横側の筋肉を鍛える事につながり、結果的に走りのバランスを良くする事につながります。

マラソンにおいて身体のバランスが良くなると無駄な動きが減り、故障につながりにくく、より効率的な走りにつながっていきます。

3.股関節の柔軟性アップ

ラダートレーニングではモモを上げたり、横に動いたりと、股関節を大きく使ったステップが多くなります。

こうして股関節を大きく動かしておくと、柔軟性が高まり故障のリスクを少なくする事はもちろん、可動域の向上にもつながります。

股関節の可動域が向上すると、走っている際のストライド(歩幅)が広くなり、そのことでスピードアップにもつながっていきます。

4.短時間でウォーミングアップができる

ラダートレーニングは素早い動きが中心で、比較的早い段階で身体をあたためていく事ができます。

マラソンにおいて怪我予防やパフォーマンスアップのためにウォーミングアップは欠かせませんが、できれば短時間で切り上げたいランナーは多いように思います(私もその一人です・・・)

そんな方にとって、すぐに身体をあたためられるラダートレーニングは、ウォーミングアップにオススメのメニューと言えます。

5.楽しく身体を動かせる

ラダートレーニングのステップの中には複雑なものも多くありますが、その分チャレンジ精神をくすぐってくれ、楽しく身体を動かす事につながります。

マラソンのトレーニングは地道なものが多いですが、たまに動きの変化に富んだラダートレーニングなどを取り入れると、飽き防止にもつながるためオススメです!

特にスピード練習前のウォーミングアップに最適

上記のようにラダートレーニングの効果について紹介させていただいたわけですが、最もオススメのタイミングはインターバル走などスピード練習前のウォーミングアップ。

身体を早くあたためられるうえ、素早い動きにつなげられるため、ペースを上げて走る事となるインターバル走などの前に実施しておくと、モモが自然と上がりやすくなるなどスピードを出して走るための動きがしやすくなります。

特にこれから涼しくなってきて、ウォーミングアップの重要性が増していく中で、ラダートレーニングは魅力あるアップメニューのひとつ。

特に速く走る動きを身につけたい方には、よりオススメのウォーミングアップ方法といえそうです!!

 

今回紹介したエクササイズグッズ

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