ランニングの疲労回復に大きな効果が期待できる3つの栄養素2
先日のランニングの疲労回復に大きな効果が期待できる3つの栄養素の記事で、「ビタミンB1」「アリシン」「クエン酸」の3つをランニング後の疲労回復に効果の期待できる栄養素として紹介させていただきました。
上記3つの栄養素は疲労回復栄養素のメジャークラス、それに加えて摂取するとさらに疲労回復が期待できるマイナークラス(?)の栄養素が2つあります。
そこで今回の記事では意識して摂るとさらなる疲労回復が期待できる2つの栄養素について紹介させていただきたいと思います。
1.イミダペプチド
長時間にわたって飛び続ける渡り鳥のムネ肉や、長時間にわたって泳ぎ続ける回遊魚の尾の肉に多く含まれているのがイミダペプチド。
イミダペプチドは筋肉痛や老化などの大きな要因となる活性酸素を撃退する抗酸化作用に優れていると言われていて、疲労回復とともに疲労予防にも大きな効果をもたらします。
また疲労回復に大きな効果が期待できるクエン酸の働きをサポートする働きもあるうえ、脂肪をエネルギーにしやすい効果もありと、下手するとメジャークラスのポテンシャルを持った栄養素と言えます。
イミダペプチドを多く含む食材としては鶏ムネ肉やイワシ、サバ、マグロ、カツオ、ブリ、サケなど有名どころのお魚があります。
2.アスパラギン酸
アスパラギン酸は医薬品や栄養ドリンクに活用されることも多いアミノ酸。
アスパラギン酸は栄養素を素早くエネルギーにする働きがあり、疲労に対する抵抗力を高めてくれるとも言われています。
またスポーツ選手がアスパラギン酸を摂取すると、スタミナが増すことが研究よりわかっていて、栄養ドリンクの多くに含まれていることでその名を知られるようになりました。
またアンモニアなどの毒素を体外に排出するうえでも、大きな効果が期待できます。
アスパラギン酸を多く含む食材としてはアスパラガス、ナッツ類、豆類などがあります。
本当に疲れきっているときは特にお勧め
上記のように今回の記事ではランニングの疲労回復に効果のある栄養素第2弾として「イミダペプチド」「ムチン」「アスパラギン酸」を紹介させていただきました。
どの栄養素も負荷の高い練習の後の疲れきった状態で摂取できれば、より大きな効果が期待できる非常に優れた栄養素。
ランニングにおいて食事は特に走り終わった後に大切・・・という意識を持って、日々の食事を選ぶようにしてみましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。