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レース直後の疲れ切っている時の食事で意識したい3つのポイント

こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。

レース直前になるとカーボローディングや直前に食べるものなど、レースに向けての準備としての食事を意識する方は多いのですが、レース直後になると疲れている事もあってか、つい食事の事から意識が遠のいてしまいがち。

ただレースで大きく疲労した身体を修復するために、まずやっておくべきはレース直後の食事。

そこで今回の記事ではレース直後の食事で意識しておきたい3つのポイントについて紹介していきたいと思います。

1.まずスポーツ飲料を飲む

レース直後は筋肉に蓄積されていたエネルギー源「グリコーゲン」も枯渇しがち。

最大のエネルギー源であるグリコーゲンが枯渇した状態では筋肉もなかなか修復が進まず、疲労回復を遅らせてしまう事にもつながりかねません。

そこでレース後にまずやっておきたいのがスポーツ飲料を飲む事。

スポーツ飲料にはグリコーゲンを素早く補給できるブドウ糖やショ糖が含まれていて、また筋肉の修復に効果のあるBCAAなどのアミノ酸が多く含まれる製品なら、より効果的に疲労回復につなげる事ができます。

2.免疫力を強化する栄養素を補給する

レース直後は筋肉同様に内臓にも大きな疲れが残ることで免疫力が下がってしまい、体調を崩しやすくなります。

そこでスポーツドリンクなどでエネルギー補給した後は、免疫力を高めるための「ビタミンC」や免疫力の低下を防ぐとともに活性酸素で傷ついた細胞を修復する効果もある「亜鉛」を含んだ食材を摂るのがオススメ。

レース後で食欲がない中でもビタミンCを効率よく摂取するにはオレンジジュースなどの柑橘系100%ジュース、亜鉛を効率よく補給するには緑茶や抹茶などがオススメと言えます。

また貧血気味の方は、レースで多くの鉄分を消耗している可能性があるため、レース前と同様の量を取り続けていく意識を持つようにしましょう。

3.血行が良くなる食材を摂る

レース後に筋肉痛が起こるのは、細胞が修復され再生が進んでいる最中ですが、このタイミングでマッサージなど外からの力を加えると、かえって筋肉が再生されにくくなります。

そこで筋肉痛に対しての効果的な対策としては、血行を良くすることで、早めに疲労物質を身体から取り除いていくこと。

そのためには血行を良くする食材を摂るのが一番の対策となるのですが、特に血行を良くする働きがある「ケルセチン」を含むたまねぎの入ったスープやカレーなどがオススメです。

レース後の栄養補給は疲労回復への一番の近道

レース後は筋肉も内臓も疲れ果てていて、なかなか栄養補給まで意識が向かない方は多くいらっしゃいます。

ただレース直後、特に「ゴールデンタイム」と言われる運動後30分以内に必要最低限の栄養補給を行っておくだけで、その後の疲労回復具合は大きく変わってきます。

日曜日に開催されることの多いレースの翌日は仕事という方はかなり多いはず。

そんなレース翌日の仕事を、万全のコンディションで迎えるためにも、レース直後のエネルギー補給は欠かさないよう心がけましょう!!

 

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