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大学長距離界きっての伝統校「中央大学」に学ぶ長距離トレーニング

先日の10月17日(土)に開催されました「箱根駅伝」の予選会では大学長距離界屈指の伝統校・中央大学が、苦戦しながらも8番目の記録で、本選出場権を得られる10校の1校として予選を突破しました。

ここ最近は上位校との争いで苦戦を強いられることが多くなりましたが、それでも着実に箱根本選に名を連ねる中央大学の底力は決して侮ることはできません。

そこで今回の記事では、トップチーム研究第5回目として、大学長距離界屈指の名門校、そして箱根駅伝本選の常連校として知られる中央大学のメニューを大学駅伝強豪校の練習法―速くなるためのノウハウを完全公開! (B・B MOOK 850 スポーツシリーズ NO. 720)を参考に見ていきたいと思います。

 

中央大学とは

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中央大学ホームページはこちら

中央大学は箱根駅伝において最多の優勝14回、連続優勝6回などの実績を誇る、大学駅伝界においても屈指の強豪校です。

またロンドンオリンピック代表の山本亮選手をはじめ、オリンピックの長距離選手も14名排出しているなど、大学を卒業してからも長く活躍する選手が多いことでも知られています。

そんな中央大学で現在監督を務めている浦田春生監督は2007年より母校のコーチ、そして翌年に監督に就任して以降は、大きく成績をとしたことがほとんどない安定感あるチームを作っていることでも知られています。

 

ポイント練習をチェック

中央大学のポイント練習は原則水・土・日曜日、日曜日に試合が入っている場合には火曜日にポイント練習が行われているようです。

ポイント練習はペース走の割合が多いことが特徴で、また練習内容についてもインターバル走においてもペース走に於いても絶えずペースに変化させ、ペースを上げ下げすることでレース本番を想定した練習を意識しているようです。

 

朝練習もチェック

朝練習は週に2回、アップダウンの多いコースを走らせることで、ただのジョギングに終わらせないようにしているとのこと。

さらに2週間に1回は起伏あるコースでの4キロジョギングの後、8000mのペース走、そしてさらに起伏あるコースでのジョギングで4キロと内容の濃い朝練習を実施している日も設けているそうです。

 

一人練習を重視

中央大学は偏差値も非常に高い大学ということで当然選手は学業も忙しく、授業の関係で全員が集まって練習できないことが多いため、一人で練習する機会も多いようです。

その一人走、監督が指導することもあれば、マネージャーがつく時もありますが、どうしても一人で実施せざるを得ない時は、あとで監督に結果を報告させているとのこと。

そんな一人練習の積み重ねが、自分の体を知り、ペース感覚を養うことにもつながっていて、中央大学が一人で走ることも多い駅伝において安定した強さを見せる大きな要因となっているようです。

 

理学療法士による個人指導

中央大学では年に2回、全ての選手のフォームをビデオ撮影して、どう改善すればいいかの指導をしているそうです。

そして選手の骨格や筋肉のつき方など身体の特徴を理解した理学療法士によっての指導が入ることで、無理なくフォームを改善することができ、選手も自分の身体が変化していく姿がわかるため、モチベーションアップにつながっているそうです。

 

まとめ

中央大学の取り組みとして注目すべきは一人練習が多いこと。

またレースに向けての最終調整においても選手が体調に合わせてメニューを決めるなど、かなりの範囲で選手本人の判断に任せているようです。

またインターバル走においても1本1本に5秒から10秒前後の変化をつけて実施するやり方は、レース本番への実戦力強化につなげるには一つの有効な選択肢であるように感じました。

また理学療法士によるフォーム指導も、機会があれば当チームでも真似してみたいところです!

そんな中央大学の箱根駅伝予選会の順位は8位と、本選でのシード権獲得にはかなり厳しいポジションと言えます。

ただもともと通過が厳しいと言われていた予選を見事勝ち抜いた伝統の勝負強さが本選でも存分に発揮され、伝統校・中央大学ならではの強さを発揮することを期待して本選を待ちたいと思います!!

 

今回参考にさせていただいた書籍

大学駅伝強豪校の練習法―速くなるためのノウハウを完全公開! (B・B MOOK 850 スポーツシリーズ NO. 720)
ベースボール・マガジン社 (2012-10-13)
売り上げランキング: 519,330

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