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子供達にもオススメのレペティションで得られる3つの練習効果

こんにちは。セカンドウィンド四日市代表・多田夏彦です。

今日11月4日(金)セカンドウィンド四日市では桑名市NTN総合グラウンドにおいてジュニアクラスをスタートさせます。

桑名NTN総合グラウンドをはじめ月2回陸上トラックで実施するジュニアクラス練習は、レペティションが中心。

レペティションとは全力に近い疾走と、十分な休養を交互に繰り返す練習のことなのですが、なぜこのような練習をするのかご存じない方は多いのでは?

そこで今回の記事では世界的ランニング名著ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版に基づいて、レペティションの練習目的について詳しく見ていきますと・・・

無酸素運動能力の開発

マラソンは有酸素運動的な要素が強いスポーツですが、ある程度ペースを上げて走ると無酸素運動的な要素も含まれてきます。

そのため無酸素運動能力もある程度高めていく必要があるわけですが、そのためには短い距離を全力に近いペースで走る無酸素運動的要素の強いレペティションが、マラソンに向けた練習メニューの中では最も有効です。

スピードの向上

スピードを磨くためには、速く走る時に使われる「速筋」を刺激する必要があるのですが、そのためには速く走るレペティションのような練習を取り入れなければなりません。

ただし疲れ切った状態でスピードを上げて走っても、フォームが乱れるだけで、本来刺激を入れたい筋肉に刺激を入れることはできず、練習効果が大幅に薄れるだけでなく、故障のリスクも上昇してしまいます。

そのためレペティション実施時は、十分な休憩を入れ呼吸を万全に整えた上で、正しいフォームを意識して実施する事が、その練習効果をより大きくすることにつながります。

ランニング経済性の向上

マラソンにおいて省エネの効率の良い走りができれば、長い距離をより速く走れるようになることは想像に難くありません。

そんな効率の良い走りの習得、いわゆるランニング経済性を向上させるためには、短い距離をリラックスしたフォームでストライドを長くとって速く走るレペティションが最も効果的と言われています。

レペティションは子供にこそ最適のメニュー

そんな3つの効果が期待できるレペティションですが、一番お勧めしたいのはスピードや無酸素能力向上に向けた伸びしろが多きく、正しい走動作を学ばせてどのスポーツを実施する際にも必要な運動の土台をしっかり作っておきたい子供達。

また短い時間で効果的な練習につながるため、子供達の飽き防止としてもオススメのメニュー!

そんなレペティションメニューをセカンドウィンド四日市ジュニアクラスで定期的に取り入れていくことで、子供達が楽しく走力アップにつなげていってもらえればと考えています!!

セカンドウィンド四日市ジュニアクラスについて詳しくはこちら

 

今回の記事で参考にさせていただいた書籍

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