ランニング時に起こりやすい肉離れとはどんな症状?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦です。
先週末難関なコースとして知られる土山マラソン・フルマラソンに挑戦したのですが、途中で右ハムストリング(太もも裏)の肉離れを起こしてしまい、無念の途中リタイアとなってしまいました・・・
途中棄権に終わったレース結果について詳しくはこちら・・・(別サイト)
肉離れは普段からどれだけ鍛えている方でも起こる可能性のあるランニング障害のひとつ。
そこで今回の記事ではランニングでの故障としてありがちな「肉離れ」について詳しく見ていきたいと思います。
肉離れとは
筋肉は繊維状の細胞である筋繊維がいくつか束になったものや、筋繊維を束ねる組織、血管などにより構成されていて、中でも筋繊維は大きな割合をしめるうえ、スポーツにおいて大きな役割を果たします。
そして肉離れとはその筋繊維の一部が、運動などの急激な衝撃に耐えきれず、切れてしまうしまう障害の事です。
肉離れを起こすと筋肉を動かす事自体は可能な場合がほとんどであるものの、肉離れを起こした箇所にかなりの痛みが走り、場合によっては走る事はおろか歩くことも困難な状況になってしまいます。
ランニング時に肉離れになる要因は?
ランニング時に肉離れになってしまう大きな要因は、ウォーミングアップなどが不足した状態でいきなりペースを上げて走ってしまったり、坂道などで急なペース変化を行うなど、いきなり筋肉に大きな負荷をかけてしまう事にあります。
またウォーミングアップの段階においても、スキップやバウンディングなど激しいジャンプ系の運動などをいきなり行うと同じく肉離れが起こりやすくなります。
また慢性的に筋肉に疲労が溜まっている方や、筋肉の柔軟性が不足している方、、筋力にアンバランスが生じている方、さらに急激に気候が変化した時も要注意となります。
肉離れになりやすい箇所
肉離れの大半は下半身の箇所で起こります。
中でもランニング時に引き起こすリスクが高い箇所としてよく言われるのが、ふくらはぎと太ももの裏側のハムストリング。(ちなみに私は両方とも経験しています・・・)
また太ももの前側の大腿四頭筋もサッカー選手などにはよく起こると言われていますが、マラソンランナーには比較的少ないようです。
肉離れの治療方法は?
肉離れはほとんどの場合安静にしておくことで治す事ができます。
ただ痛みがすぐにひいた場合でも2〜4週間は安静にしたほうがよく、また3ヶ月から半年ほどの間は再発のリスクも高くなります。
さらに詳しい肉離れの治療方法および予防方法については、後日記事にさせていただこうと考えています!
関連サイトはこちらから
セカンドウィンド四日市を運営する「らんしす」のホームページはこちら
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。