ランニング時の理想の呼吸のリズムってどんなリズム?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田です。
普段練習会などを開催している時に、特に初心者の方からよく聞かれる質問に「走っている時どうやって呼吸をすればいいですか?」というのがあります。
呼吸の仕方は人それぞれではあるのですが、全身から肺に戻ってきた二酸化炭素や老廃物などを体外に吐き出すべく「息を吐く方を少し大き目にするよう意識してみてください」という事をアドバイスさせていただくようにしています。
・・・のではありますのですがダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版に呼吸のリズムについても書かれている箇所がありましたため、今回の記事では紹介させていただきたいと思います。
呼吸のリズムは着地のリズムに合ってくる?
1分間の総呼吸量は呼吸の深さと回数で決まります。
走り始めると呼吸はどんどん深くなり、呼吸の回数も増えていきますが、この呼吸のリズムは、おおよそ走っている時のピッチ、言い換えると着地時の足音のリズムを目安にするといいようです。
ランニング時の理想の呼吸のリズムは?
ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版によるとランニング時の理想の呼吸は、走っている時の2歩の着地毎に息を吸い込み、その後の2歩の着地で息を吐き出すリズムがいいそうです。
実際ベテランランナーの多くはこのリズムで走っているらしく、実際1分間の総呼吸量はこのリズムで呼吸をしている時に最大になる(二酸化炭素を多く排出して、酸素を多く取り込める)事が多いようです。
呼吸のリズムによる余裕度の違いを体感するには?
・・・というわけで今回の記事ではダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版に紹介されている、ランニング時の理想の呼吸のリズムについて書かせていただいたわけですが、普段のランニングで走るリズムに呼吸のリズムを合わせるところまで、意識が持てる方は少ないのでは?(私自身一度も意識した事がありません・・・)
ただ「物は試しで呼吸のリズムによる違いを実感したい・・・」とお考えの方のための指導方法まで書籍では紹介していただいていましたので、一度セカンドウィンド四日市の練習会でその方法を試させていただいたうえで、後日記事にさせていただきたいと思います!!
今回の記事で参考にさせていただいた書籍
ベースボール・マガジン社
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。