ランニングのウォーミングアップに最もオススメな動的ストレッチとは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
これからどんどん寒くなっていくにつれて、重要性を増してくるのがウォーミングアップ。
そのウォーミングアップの中でも、私が最も重要なメニューと考え、セカンドウィンド四日市のウォーミングアップでもかならず実施しているのが「動的ストレッチ」です。
今回の記事ではその動的ストレッチとはどのようなものかという事について詳しく見ていきたいと思います。
動的ストレッチとは?
動的ストレッチとはランニングに近い動きを入れながら、リズミカルに肩甲骨や股関節まわりなどを伸ばしていくストレッチのこと。
従来よく行われていた伸脚や屈伸などの準備体操に比べると、同じ姿勢でじっくりと筋肉を伸ばすというより、大きな動きの中で筋肉や関節を伸ばしながらあたためていく点が大きな特徴となります。
動的ストレッチの目的
ウォーミングアップの目的の一つは故障予防。
動的ストレッチを実施すると、安静時には全体量の15%ほどしか送り込まれない筋肉への血流がどんどん増え、走り出す前から酸素やエネルギーとなる栄養素も大量に送り込まれるようになります。
結果として走りはじめの段階から身体が動く状態になっている事で、筋肉に不利な負荷をかける事なくスタートを切る事ができ、結果として故障のリスクを大幅に軽減する事が可能です!
重要なのは肩甲骨と股関節まわり
動的ストレッチにはバリエーション豊かな数多くのメニューがありますが、ランニングにおいて最も重要なのは腕振りの際に使われる股関節まわりと、スムーズな足運びのために重要な股関節まわり。
この2箇所は日常生活では動かす機会が少ない事もあり、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなりがちな部位で、走る前にじっくりあたためておいて、動きをスムーズにしておく事が。故障予防およびスムーズなスタートに直結します。
時間がない日はつい疎かにしがちなウォーミングアップですが、肩甲骨や股関節まわりを大きく動かす動的ストレッチについてはいくつか実施しておく事で、何より気持ちの良いランニングスタートに繋げていきましょう!!
関連サイトはこちらから
セカンドウィンド四日市を運営する「らんしす」のホームページはこちら
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。