ランニングで生じる身体の歪みを改善するのにもオススメな「ベーシックセブン」
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦です。
2016年も残すところあとわずかと、来年のレースに向けてトレーニングをされている方も多いと思いますが、そんな今こそ意識したいのが故障しない身体をつくるための身体のケア。
そんな身体のケアにオススメなのが、ストレッチポールを使ったエクササイズなのですが、中でも「ベーシックセブン」は誰もが簡単に取り組めるうえ、ランニングで酷使されがちな筋肉をゆるませ、骨格のゆがみも改善してくれるエクササイズ。
そこで今回の記事では、ベーシックセブンの7メニューについて簡単に紹介していきたいと思います。
ベーシックセブンイメージ動画
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1.床みがき運動
床みがき運動はひじと手首を床につけた状態で、手を外回しと内回しで円を描くようなイメージで動かすエクササイズ。
このエクササイズのポイントは、円を描く時肩甲骨周りから動かすのを意識する事。
この動きを実施する事で、ランニングで重要な肩甲骨周りをほどよくほぐす事ができます。
2.肩の上下運動
肩の上下運動では天井に向かって「前へならえ」をして、両手が天井から引っ張られるイメージで前へ出す、そしてフッと力を抜いて元に戻すを繰り返すエクササイズ。
この動きも肩甲骨周りから動かす意識を持つ事で、ランニング時の腕振りをスムーズにしてくれる効果も期待できます。
3.鳥の羽ばたき運動
鳥の羽ばたき運動は手の甲とひじを床につけたまま、ゆっくり両腕を鳥が羽を広げるように開いていくエクササイズ。
このエクササイズも肩甲骨周りから動かす意識を持つ事で、同じくランニング時の腕振り改善に効果が期待できます。
4.つま先バイバイ運動
かかとを起点にして両足のつま先を外側・内側と交互に揺らして、バイバイをするイメージで動かすエクササイズ。
この動きではランニング時でも肩甲骨周りと同じく、活発に動くこととなる股関節周りから動かす意識を持つことで、ランニング時の脚運びを改善する効果も期待できます。
5.ひざ緩め運動
ひざ緩め運動は両脚を伸ばした状態から、膝を軽く曲げる、伸ばすをリズムよく繰り返すエクササイズ。
このエクササイズでも膝の動きによる振動が、股関節にまで伝わるイメージを持って行うことで、脚運びをスムーズにする効果も期待できます。
6.ゆらゆら運動
ゆらゆら運動では全身の力を抜いた状態で、身体を左右に小さく揺らすエクササイズ。
このエクササイズではとにかくリラックスを心がけ、さらに肩甲骨や股関節周りの筋肉をゆるませるイメージを持つ事が重要です。
7.自然呼吸
ベーシックセブンの最後のメニューである自然呼吸は、同じくとにかく全身の力を抜いて、鼻から息を吸う、ゆっくり口から息を吐くを繰り返すエクササイズ。
これら7つのエクササイズを実施した後、床に寝転がってみると、背中がべったり床に吸い付く感じになり、まさに筋肉が緩んでいる感覚を実感できるはずです。
毎日習慣化すればかなりの効果が期待できます
ベーシックセブンは上記のような簡単な動きで、筋肉をゆるませ、骨格を元に戻す効果が期待できるエクササイズですが、効果は長くは続かず、日常生活に戻るとまた筋肉は緊張した状態になってしまいがち。
そこで重要になるのが、毎日の習慣として継続していく事。
ベーシックセブンは運動はじめや、睡眠前などあらゆるタイミングでオススメできるエクサイズなうえ、たいして時間もかからないため、ぜひ毎日の習慣にして、日頃より緊張でこわばりがちな筋肉をリラックスさせてあげてください!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
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