マラソンレースで結果を出すために重要な2つのメンタル的能力とは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
スポーツ全般において言える事ですが、本番でいい結果を出すためには、フィジカル的な強化だけでなく、メンタル面の強化も必要不可欠。
特に長時間一人で走り続けることとなるマラソンでは、メンタルが結果に及ぼす効果はかなり大きいため、メンタルを強化するためのメンタルトレーニングは導入する価値ありです!
ただ「メンタルトレーニングと言っても、実際何をすればいいかわからない・・・」と言う方は、かなり多いと思います。
そこで今回の記事ではまずメンタルトレーニングの初歩として、№.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくるに基づいて、メンタルトレーニングで鍛えていきたい2つの能力について見ていきたいと思います。
マラソンでで鍛えたい2つのメンタル面での能力
№.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくるによりますと、スポーツで結果を出すために鍛えるべくメンタル面での能力として「発揮能力」と「保有能力」の2つを挙げています。
その2つの能力についてもう少し詳しく見ていきますと・・・
「発揮能力」は本番に強いメンタルをつくるための能力
発揮能力とはレース本番で今までの練習の成果を最大限に発揮するために必要な能力の事で、いわゆる本番に強いメンタルを作るための能力です。
レース本番ではレース前かららレース中までいろいろな不安やマイナスな事が、どうしても頭によぎってしまいます。
その事自体は誰にでもある事なので大丈夫なのですが、レース本番で実際苦しい局面などに直面した時でも、心折れる事なく、気持ちをうまくコントロールする事で本来の力を存分に発揮できる方は、発揮能力が非常に高い方と言えます。
「保有能力」は日々の練習効果を最大限にするための能力
従来メンタルトレーニングと言えば、試合本番で最大限の能力を発揮するためのものがほとんどでしたが、№.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくるでは日頃の練習や生活においてもメンタルトレーニングが重要とされています。
その日常の練習などで強化したい能力が、練習で実力を蓄え、それを着実に伸ばしていく「保有能力」です。
マラソンでの練習は楽しい時ばかりでなく、きつい時も当然あります(・・・と言いますかキツイときの方が多いという方がほとんどだと思います)。
そんなきつい練習のときでも否定的な思いにならず、いつも本気で練習に取り組める方は、保有能力が高い方と言えます。
強いランナーになるためには両方を鍛える必要あり
メンタルの強いアスリートとは、車で例えると日々の練習でガソリンを溜め込み(保有能力)、本番で溜め込んだガソリンをロスなく完全燃焼させられる(発揮能力)人のこと。
どれだけガソリンを溜め込めても、本番でそのガソリンをうまく燃焼できなければ、当然結果には結びつきません。
逆にどれだけガソリンを完全燃焼させたとしても、溜め込まれたガソリンが少なければ、すぐにガス欠状態になってしまいます
つまり発揮能力、保有能力のいずれが欠けても、レースで望む結果を得ることはできません。
ではどうすれば発揮能力、そして保有能力は強化する事ができるのか?
その方法については、後日別の記事にて紹介していきたいと思います!!
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今回の記事で参考にさせていただいた書籍
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。