「タバタ式トレーニング」で鍛えられるマラソンでかなり重要な有酸素運動能力は?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
先日のあの青学大も実施している超短時間高効率メニュー「タバタ式トレーニング」とは?の記事でも書きましたが、今年よりセカンドウィンド四日市では火・金曜日の中央緑地トラックでのポイント練習を終えた後、タバタ式トレーニングを導入しています。
タバタ式トレーニングとは20秒間の高強度の運動と休息10秒間を、6〜8セット交互に繰り返すトレーニングですが、3〜4分と極めて短時間で大きな練習効果が見込めるトレーニングとして、今注目を浴びています。
そんなタバタ式トレーニングは有酸素運動能力と無酸素運動能力を同時に鍛えられるトレーニングなのですが、特にマラソンで重要な有酸素運動能力、中でも最も重要と言える能力が強化できます。
そこで今回の記事では、タバタ式トレーニングで強化できるその有酸素運動能力について見ていきたいと思います。
タバタ式トレーニングは最大酸素摂取量を強化できるトレーニング
20秒の運動と10秒の休息を交互に6〜8セット繰り返すタバタ式トレーニングは、高強度の運動と完全な休息を交互に繰り返すインターミッテント(間欠性)トレーニングと言われます。
よく似たトレーニングにインターバルトレーニングがありますが、インターバルは高強度の運動と、完全な休養でなくジョグやウォークなど軽い運動を間につなぐトレーニングと、休息期の過ごし方が異なります。
・・・がタバタ式トレーニングとインターバルトレーニングで最も効果が見込めるのは同じ最大酸素摂取量の強化。
ただ最低でも15分前後の時間は必要なインターバルに比較して、タバタ式トレーニングは3〜4分と極めて短い時間で最大酸素摂取量を強化することができます!
最大酸素摂取量とは
タバタ式トレーニングで強化できる最大酸素摂取量とは、1分あたりで身体に取り込むことのできる酸素量のことで、有酸素運動能力を測定するうえで代表的な数値と言われています。
酸素を多く取り込むことができれば、その分多くのエネルギーを供給することができるようになり、最大酸素摂取量の強化は持久力(スタミナ)の強化に直結します!
ちなみに最大酸素摂取量は加齢により低下すると言われていますが、タバタ式トレーニングなら極めて短い時間で最大酸素摂取量の維持につながり、持久力の低下を抑えることができます。
タバタ式トレーニング6週間継続で最大酸素摂取量○○%?
タバタ式トレーニングを週4回、6週間続けると、最大酸素摂取量が10%強化されたというデータもあるようです。
最大酸素摂取量はインターバルをはじめ相当きつい練習続けられないと思われがちでしたが、タバタ式トレーニングなら1回4分と極めて短い時間で強化することができるため、かなり高効率とレーニンと言えます!
ただしタバタ式トレーニングでその効果を最大限に得るためには、疲労困憊になるレベルまで頑張ることが重要・・・という事で、タバタ式トレーニングを実施する際は、常に本気モードで集中して取り組みことが重要と言えそうです!!
今回の記事で参考にさせていただいた書籍
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またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。