ビタミンCを積極的に摂る事で得られる3つのマラソンにうれしい効果
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
来週、再来週とまだまだ全国各地で人気レースが続きますが、レースが近づけば近づくほど積極的に摂取したい栄養素と言われているのがビタミンC。
ビタミンCは哺乳類のほとんどが身体の中で作る事ができるのにかかわらず、人はなぜかビタミンCを作る事ができません。
その分食事で積極的に摂取したいビタミンCを摂る事によって得られる3つの効果について見ていきたいと思います。
ビタミンCを摂取する事で得られる効果
1.抗酸化作用で風邪などの病原体を撃退
2.鉄の吸収を助け貧血予防
3.コラーゲンの合成を助け骨や血管を丈夫に
その一つ一つについて詳しく見ていきますと・・・
1.抗酸化作用で風邪などの病原体を撃退
レース直前は今までのトレーニングでの疲労やストレスなどから免疫力が落ちてしまい、風邪をひきやすい状態になっています。
そこで病原体を撃退する効果のある抗酸化作用のある栄養素を摂る必要があるのですが、その代表格と言えるのがビタミンC。
風邪予防はレース本番で最高の走りをするために、最重要項目と言ってもおおげさではありません。
またその他病気の予防のためにも、ビタミンCの摂取は積極的に行なっていきましょう!
2.鉄の吸収を助け貧血予防
レースに向けて練習を頑張ってきた方ほど、心配しなければならないのが、貧血によるパフォーマンスダウン。
その貧血予防としてよく知られるのが鉄分の補給なのですが、鉄分は吸収率が非常に低く、どうしても不足しがちな栄養素の筆頭格とも言えます。
そんな鉄分の吸収を助けるのが、吸収されにくい「非ヘム鉄」を、吸収しやすい「ヘム鉄」に変える働きを持つビタミンC。
特に汗をよくかく方は、汗と一緒に鉄分も流れ出ている可能性がさらに高いため、鉄分のみならずビタミンCも積極的に摂るようにしましょう。
3.コラーゲンの合成を助け骨や血管を丈夫に
マラソンで長時間にわたって走り続けるためには、骨や血管も丈夫でありたいもの。
そんな骨や血管などの組織を支える働きがあるのがコラーゲン。
コラーゲンというと「美肌」などをイメージされる方は多いと思いますが、この骨や血管などの組織を支える働きがかなり重要で、コラーゲンが不足すると血管がボロボロになって出血する「壊血症」や、骨の形成不全になったりと深刻な自体にも陥りかねません・・・
そんなコラーゲンの形成を助ける働きがあるのがビタミンCと鉄分。
レース直前期には貧血予防のためにも、いい状態の骨と血管を保つためにもビタミンCと鉄分の組み合わせは必須と言えそうです!
ビタミンCは摂り過ぎくらいで大丈夫
ビタミンCは水に溶けやすく、体外に排出されやすいという性質があるため、多少多く摂り過ぎても、たいした問題にはならないと言われています。
そこで特にレース直前にはオレンジやキウイフルーツなどビタミンC豊富な果物で、積極的にビタミンC補給を。
忙しくて時間がないという方には、レース直前期においてはタブレットなどでの摂取もかなりのオススメと言えそうです!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。