ランニング

リディアード理論に学ぶクロスカントリーで得られる4つの練習効果

こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。

先日までの記事でリディアード式トレーニングでは、大きな流れとしてマラソンコンディショニングトレーニング→ヒルトレーニング→トラックトレーニングの順番でトレーニングを進めていく事を書きました。

そしてもう一つリディアード式トレーニングでは自然の中を走るクロスカントリーを推奨しています。

ここ最近市民ランナーの方でも取り入れることの多くなったクロスカントリーですが、故リディアード氏はクロスカントリー走を「すべてのランナーに素晴らしい恩恵を与えるトレーニング」として多くの練習効果を紹介しています。

そこで今回の記事では故リディアード氏が紹介するクロスカントリーの効果について詳しく見ていきたいと思います。

クロスカントリーで得られる4つの練習効果

1.足首の柔軟性がアップし、自然なキックが身につく

2.上り坂を駆け上がるための動きが身につく

3.下り坂を気持良く駆け下りる事ができる

4.心理的なリラックス効果

 

その一つ一つについて詳しく見ていきますと・・・

1.足首の柔軟性がアップし、自然なキックが身につく

アップダウンのある不整地を走るクロスカントリーでは、単調な舗装路を走っているだけでは入りにくい負荷が、脚筋や腱にかけられます。

なかでも足が沈み込む感じになる芝生などのやわらかい路面では、足首の可動域が自然と大きくなり、足首の柔軟性アップが期待できます。

そして足首の柔軟性がアップすると、柔らかく足首を使った自然なキックができるようになり、より効率的な走りにつながります。

そのため強く地面を蹴りだす(自然でないキックによる)走りをする方には、クロスカントリーはかなりオススメのトレーニングと言えます。

2.上り坂を駆け上がるための動きが身につく

上り坂を駆け上がる際は、ひざを高く引き上げる必要があるため、クロスカントリーで上り坂を走っていると自然と高く膝を引き上げる筋力がつきます。

結果として坂道をより力強く走れる動きが身につくだけでなく、膝を高く上げれるようになれば、自然とストライドは伸びるため、より効率的な走りにもつながります。

上り坂は体重が重い方ほど上りきるのがきつくなりますが、そんな体重の重い方こそクロスカントリーを積極的に行って、体重を持ち上げる筋力と動きを身につけるだけでなく、多くの汗をかいて減量を目指すべきかもしれません(私自身も含めてですが・・・)。

3.よりスピードを出しやすい動きが身につく

舗装路では体重の5倍とも言われる着地衝撃が下り坂ではかかり、故障のリスクがかなり高くなってしまいますが、芝生などの不整地を走るクロスカントリーではその着地衝撃を大幅に抑える事ができます。

そのためクロスカントリーでは舗装路では難しい、大きなストライドで下り坂を駆け下りていく事ができ、普段では出せないようなペースで気持良く走る事も可能。

結果として上体がリラックスし、腰のまわりの筋肉がよく伸び、脚筋や腱をよく伸ばす事ができ、よりストライドの伸びた効率的な走りの動きが身につくようになります。

4.心理的なリラックス効果

自然の中を走るクロスカントリーでは、日常生活などのプレッシャーから一時的にではありますが、自分を解放する事ができます。

そしていつも時計ばかりを気にして走っている方も、タイムの測りようもない自然を利用したコースを走れば、変な力も入らず、いつもよりずっと楽にリラックスしながら、それでいて十分な負荷を身体にかけながら走り続ける事ができます。

クロスカントリーは現在記録に伸び悩んでいる方にもオススメ

市民ランナーのほとんどの方にとって、レースの場所は舗装路やトラックという事で、不整地を走り事に意味がないのでは?・・・と思われる方もいらっしゃると思います。

・・・がクロスカントリーの一番の魅力は舗装路やトラックを走っているだけでは得られない効果が、楽しく走りながら得られる事。

特に今記録が伸び悩んでいる・・・という方にとって、クロスカントリーで得られる今までにない刺激は、一つの壁をぶち破る大きな効果も期待できますので、レースシーズンも終わりに近づく3〜4月のタイミングよりぜひ積極的に取り入れるようにしてみてください!!

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