ランニング

市民ランナーの皆さんがリディアード式で練習スケジュールを立てる際のポイント

こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。

前回の記事では を参考にフルマラソンに向けた、6ヶ月練習スケジュールの組み方について書かせていただきました。

・・・のですが、その内容は一般の市民ランナーの方々にとっては敷居が高いと感じられるのも事実。

その事を十分把握した上でリディアードのランニング・バイブルの訳者・小松美冬さんはリディアード式トレーニングのスケジュールの組み方について、市民ランナーの方向けに、いくつか内容を補足されています。

そこで今回の記事ではその補足内容について、紹介していきたいと思います。

市民ランナーの皆さんがリディアード式で練習スケジュールを立てる際のポイント

1.6ヶ月も準備期間を取れない方は縮小版スケジュールもOK

2.今何を優先すべきかを常に意識する

3.思うように練習ができなくても慌てない

4.自分にあったスケジュールを模索し続ける

 

その一つ一つについて詳しく見ていきますと・・・

1.6ヶ月も準備期間を取れない方は縮小版スケジュールもOK

リディアード式トレーニングではマラソンに向けて6ヶ月以上の練習スケジュールが書かれていますが、多くの市民ランナーの方にとって6ヶ月はかなり長い期間。

そこで6ヶ月より短い準備期間でスケジュールを組む際は、「マラソンコンディショニングトレーニング」→「ヒルトレーニング」→「トラックトレーニング」という大きな流れや、練習全体のバランスを崩す事なく、縮小版スケジュールを考える事が大切になってきます。

その縮小版スケジュールを効果的に進めていくためには、自分の不足している能力を強化するメニューも随所に取り入れながら、全体の流れは崩さない意識を持たなければなりません。

特にマラソンコンディショニング・トレーニングの期間が不足するのは、フルマラソンにおいては致命傷になりかねないため、最優先すべきは有酸素ランニングという事を絶対に忘れないようにしてください。

2.今何を優先すべきかを常に意識する

体調などが理由で、あらかじめ決めていたスケジュールを変更する際でも、「今自分がどのトレーニング段階にあるのか?」「今何を最優先で強化するべきなのか?」を見極めてつつ、メニューを組んでいく事が大切です。

ただいくら優先すべきトレーニングだからと言っても、同じメニューを2日以上連続で繰り返したりしても、きついわりには思ったほどの練習効果が見込めない事に加えて、練習全体のバランスを崩してしまうため注意が必要です。

3.思うように練習ができなくてもあわてない

マラソンに向けたトレーニング時期には、誰もが一度や二度は体調を崩したり、仕事などで忙しく思うように練習ができない時期がきます。

そんな時期は軽いジョギング程度にとどめておいても、今までの練習効果を維持する事は十分可能である事を理解して、あわてずできる範囲のトレーニングを続ける意識が重要となります。

4.自分にあったスケジュールを模索し続ける

人の身体はそれぞれに異なるため、誰にでもピッタリ合うという練習スケジュールはこの世に存在しません。

そこで自分に合うスケジュールを見出すためには、基礎はおさえながら、いろいろと試行錯誤を重ねていく事が大切です。

一度か二度期待したような効果が出なかったとしても、決して諦めず、何がよくなかったを分析して、改善していけば必ず自分に合った練習スケジュールが見つかるはずです。

故リディアード氏の門下生の中には、5年かけてようやく自分に合ったトレーニングスケジュールがわかりトップランナーに駆け上がった方もいらっしゃるようですので、うまくいかなかった時こそもっとよくなるチャンスと心得て、自分に合ったスケジュールを模索し続けるようにしましょう。

リディアード式トレーニングの敷居は決して高くない

上記のように今回の記事ではリディアード式のトレーニングスケジュールの組み方について、市民ランナーの方向けに補足されている内容を紹介させていただいたわけですが、何よりご理解いただきたいのは「リディアード式トレーニングはこれが絶対という答えがない」という事。

実際リディアード式トレーニングを実践している指導者の方のほとんどが、リディアードのランニング・バイブルに書かれている内容をそのまま実践しているわけではなく、基礎となる部分は抑えつつ、独自にアレンジした形で、ランナーの指導にあたられています。

つまりリディアード式トレーニングは「有酸素能力の土台を十分養ってから、無酸素能力の開発を行っていく」などの基礎さえおさえておけば、初心者の方であってもどなたであっても十分応用は可能。

どうしても敷居が高いと思われがちなリディアード式トレーニングですが、基礎をおさえつつ自分の身体に合わせたスケジュールを組んでいけば、誰もが利用でき、しかも効率的に走力アップにつながる事を最後にしっかりと強調しておきたいと思います!!

 

今回の記事で参考にさせていただいた書籍

リディアードのランニング・バイブル
アーサー リディアード
大修館書店
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