ワクワクする目標を達成するために大切なショートゴールの設定
達成に向けてのプロセスがあいまいな目標は夢物語?
秋のマラソンレースシーズンに向けて、まずやるべきは自分自身がわくわくできるような目標を立てることである事を先日の記事で書きました。
ただわくわくするような目標はそう簡単に達成できるものではなく、その目標に向けてどのようなプロセスを踏んでいくかを考えなければ、その目標は単なる夢物語となってしまいます。
そのためわくわくする目標を設定できたら、その目標を達成するために起こりうるハードル(スタミナ不足やスピード不足、故障予防など)を乗り越えるために、段階を踏んで目標に近づくべく「ショートゴール」をいくつか設定していく必要があります。
ショートゴールを紙などに書き出そう
そこでわくわくする目標設定ができたら次に行うべきは、その目標を達成するために、今の自分に何が必要かを考え、紙などに書き出す事。
例えばフルマラソンを目指す方なら、下記のようなショートゴールを書き出していく事になります。
・スタミナの強化 (例:余裕をもって走れる距離時間を徐々に増やしていく)
・スピード持久力強化 (例:30キロをキロ5分半ペースで走れるようになる)
・スピード強化 (例:1キロインターバルをキロ5分を少し切るくらいのペースで走れるようになる)
などなど
こうしたショートゴールをいくつか設定して、その一つ一つを達成していければ、段階を踏んで無理なく目標に近づいていける事はもちろん、フルマラソンを走りきるために何より大切な自分への自信につながっていくはずです。
ショートゴールを達成するためには?
設定したショートゴールを達成するための方法として、№.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくるでは「自分に常に前向きな問いかけを行うこと」が紹介されています。
例えばスタミナ強化に向けたショートゴールを達成するためには、ただ長い距離を走るだけでなく、食事法を見直す、体幹トレーニングなどで身体の土台をしっかりつくるなど、いくつかの要因を積み重ねていく必要があります。
これらの要因を踏まえたうえで「どうしたら目標に近づけるのか?」など前向きな問いかけをいつも自分に行い、その答えを自分自身で見つけ出して、実践していく事が、何より目標達成への近道となります。
目標を達成するために自責の気持ちを持とう!
そしてこれらの問いかけを行い、目標を達成するために最も重要なのは「自分自身への責任感」。
どのような課題であっても、他人や環境のせいにしていては、ストレスがたまる一方で、否定的な脳になりやすくなります。
身体は脳が否定的だと、思うように動いてくれず、結果的になかなか能力を伸ばしていく事ができません。
一方、すべての課題の責任は自分自身にあると考えられる方は、自分自身でなんとか課題を克服しようと、脳がどんどん肯定的になってきて、身体がよりスムーズに動くようになり、より自分の能力を伸ばしていく事にもつながります。
目標達成のためには、いつもポジティブな考え方を持って行動することが一番大切です。
そんなポジティブな考え方を持って日々を過ごすためには、「目標の責任は何より自分自身にある」事を常に心がけるようにしてください!
今回の記事で参考にさせていただいた書籍
現代書林
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。