フルマラソンレース前日に心がけたい3つのポイント
週末にフルマラソンを控えている方の中には、レースまでにあれもこれもしなければ・・・とつい焦っている方も多いのでは?
ただレースも前日に近づくと、やれる事は限られてしまうため、時間を有効に使う意識を持つことが大切です。
そこで今回の記事ではレースも直前に差し迫った、レース前日の時間を有効に活用するために押さえておきたい3つのポイントについてみていきたいと思います。
レース直前にNGの食事を意識する
レースの3日前から炭水化物メインの食事をとるカーボローディングを実施されているかたは多いと思いますが、前日になるとレース本番でのトラブルを避けるために食べないほうがいい食材があります。
そんな前日できれば避けたい食材の例としては、刺身などのなま物、食物繊維の多いもの、脂肪分の多いもの、普段から食べ慣れないものがあります。
これらはどれもお腹を下してしまう要因を作る可能性があるため、レース前日にはできるだけ食べないようにして下さい。
ぬるめのお湯で入浴する
レース前日に最優先すべきは疲労をしっかり抜いておく事。
そのため特に遠征でレースに臨む方は、移動などで意外と疲れがたまっている可能性があるため、しっかり入浴して疲労を抜くようにして下さい。
その入浴の際に気をつけていただきたいのが、少しぬるめのお湯につかるという事。
熱い湯につかると身体が必要以上にあたたまってしまい、また精神面でちょっとした興奮状態になってしまい、その後の睡眠に差し支える可能性が出てきます。
また程よいリラックス効果を得るためにも、普段は「熱めのお湯が好き」・・・という方も、前日の入浴はできるだけぬるめのお湯につかる意識を持つようにして下さい。
しっかりと睡眠をとる
そしてレース前日に最もやるべき事は、早く布団に入って、横になる事。
フルマラソンでの一番の大敵は睡眠不足・・・と言っても大げさでないほど睡眠は大切で、特に前日の睡眠はレースでの結果を大きく左右する要因となります。
そこでレース前日については緊張などで眠りにつけるかどうかはともかく、とにかく早く布団に入り、できれば8時間、最低でも6時間は横になって身体をしっかり休めるようにして下さい。
レース本番に向けてしっかり力を蓄えていきましょう
レース前日は基本走らなくてもOKなのですが、どうしても落ち着かないと言う方は、走りに出かけるほうが精神安定上よかったりします。
ただ走るにしても距離は最長でも5キロ前後まで、またスピードを上げて走るのはできれば1キロまでに抑える意識での軽めの練習にとどめておいて下さい。
また当日の朝慌てないためにも、前日にレースでのウェアやシューズ、また大会によってはゼッケンの引換券など、レース本番に絶対必要なものの準備も早めに済ましておく事も大切です。
そして夜は早めにくつろげるよう心がけて、翌日に迫ったレースに向けてしっかり力を蓄えるようにして下さい!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。