フルマラソンレース1週間前に心がけたい3つのポイント
フルマラソンではレース直前期の過ごし方が、レースでの結果に大きく影響してきます。
特に重要になってくるのが、レースも1週間前に迫ったタイミング。
レース1週間前からは、とにかく疲労を抜くのが最優先です。
そこでレースも1週間前に迫った段階からは、疲労を溜め込まないために、下記の3つの事を心がけるようにしてみてください。
走る距離は10キロまで
今まで長い距離を走る練習をメインにマラソン本番に向けて準備してきた方も、レース1週間前からはどれだけ走っても10キロまでというのがセオリーです。
ただしペースは多少あげても、基本問題ありません。
ただランニングフォームが崩れるほど追い込む練習は、怪我や疲労を必要以上に溜め込む要因ともなるため、程よい刺激を身体に入れる程度の負荷にとどめるよう心がけてください。
ストレスを溜め込まない
疲労が溜まるのは練習からだけでなく、日常のストレスによっても大きく蓄積されてしまう事を忘れてはいけません。
そこでレースも1週間前に近づいたタイミングからは、仕事の時でもなんでも変に焦らず、できるだけ落ち着いて過ごす意識が大切。
また夜のパソコン作業などは予想外にストレスを溜め込む要因となるため、よほどの事がない限り避けるようにして、同じくストレスを溜め込む要因となる睡眠不足予防に向け、早めに布団に入るよう心がけてください。
食事の質と量には要注意
練習量も減って、早く寝るようになると、心配になってくるのが体重管理。
そこで3日前のカーボローディングをはじめるまでは、練習量を減らす分、食事の量を減らす意識も重要になってきます。
またレース1週間前のタイミングはまだ疲労も溜まっていて、風邪をひきやすい状態になっている可能性もあります。
そこで風邪などの病気予防に効果のあるビタミンCを、レース1週間前のタイミングからは積極的に摂る意識を持つようにしてください。
とにかく疲労を溜め込まない意識を
レース1週間前からはとにかく疲労を溜め込まない意識を持つ事が大切です。
ただでさえきつい42.195キロの長丁場に挑む前に、疲労がたまってしまっているようでは、せっかくの今までの練習が台無しになってしまいます。
レースが近づくと誰もが落ち着かなくなり、つい必要以上に走りたくなってしまいがちですが、とにかく優先すべきは疲労をしっかり抜いて、コンディションを整える事。
ただ体重のチェックだけはこまめに行うようにして、贅肉増などによってレースでの重りを増やさないよう注意してください!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。