レース直前期に特に取り入れたいウィンドスプリントとは?
こんにちは。セカンドウィンド四日市代表の多田夏彦(@runsismie)です。
レース本番を直前に控えた1週間の過ごし方については先日の「マラソンレース本番・1週間前の過ごし方」の記事でも書かせていただいたとおり、ペースを上げすぎないジョギングが基本となってきます。
・・・がこのジョギングだけでは走力維持こそはかれるものの調子を上げていくのはちょっと難しく、できれば少し刺激を入れてレース本番に向けてシマッた状態を作りたいもの。
そこでジョギングを実施したあとにおススメのトレーニングが「ウィンドスプリント」。
・・・ということで今回の記事では「ウィンドスプリント」とはどのようなトレーニングかということについて書かせていただきたいと思います。
ウィンドスプリントとは
ウィンドスプリントとは「風のように疾走する」という意味で、80〜200mほどの距離を全力の80%くらいの速いペースで疾走するトレーニング。
ジョギングなどではゆっくりペースで走ることでどうしても大きな身体全体を使ったフォームにはなりにくく、ジョギングのみで1週間を過ごすとどうしてもフォームが少し縮こまったものになりがちです。
そこで身体全体を大きく使ったフォームで走るウィンドスプリントをジョギング後などに取り入れていくと、レース直前にフォームを崩すリスクを大きく軽減できます。
また「ゆっくり走ってばかりだとかなりのストレスになる・・・」という方は結構多くいらっしゃいますが、このウィンドスプリントを最後に入れておくと、そのストレス・うっぷんを晴らすことにもつながります(笑)
ウィンドスプリントを実施する際のポイント
そんなウィンドスプリントを実施する上で注意したい点はとにかく全力で走りすぎずリラックスした走りを心がけること。
当たり前の話ですが、短い距離とはいえ全力で走りすぎると怪我につながりやすく、また疲労の蓄積にもなりかねません。
またウィンドスプリンでは最初から疾走するというよりは、徐々にペースを上げていってゴール付近では徐々にペースを落としていくことで身体への負荷を抑えていくことがポイントとなってきます。
ウィンドスプリントはプラスα的な位置づけのメニュー
ウィンドスプリントは走力向上のためのトレーニングというよりは、ジョギングやペース走などメインとなる練習に+αで実施したいトレーニング。
例えてみればスイカにかける塩のような存在です。(かなり季節外れな例えですが・・・)
・・・とは言ってもレース本番での動きの質をよくするにはかなり効果の大きいトレーニングですので、レース直前期のジョギングのあとにはぜひこのウィンドスプリントを取り入れてみて下さい!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。