ランニング後に最優先で行いたい太ももまわりのストレッチ
ストレッチをやるべきなのはわかっているけれど・・・
ランニングを終えた後で、ストレッチをすることが大切なのはわかっているけど、なかなか時間を取ることができない・・・という方は多いのでは?
ランニング後は筋肉が疲れて緊張するため、筋肉が縮んで硬くなってしまいます。
この状態で放置しておくと、柔軟性はどんどん落ちてしまい可動域が狭くなるうえ、疲労がいつまでたっても抜けない状態になってしまいます。
そんな縮んだ筋肉を伸ばすために重要なのがストレッチなのですが、ついサボってしまいがち。
そんな方でも最低限ストレッチしておきたいのが、太ももまわりの筋肉のストレッチです。
まず最優先でストレッチしたいハムストリング
ある程度ランニング経験の長い方を中心に、まず最優先でストレッチしたいのは、太ももの裏側にあたるハムストリング。
ハムストリングは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉より構成されており、ランニング時には力強い蹴り出しや、着地の安定を生むために非常に重要な筋肉です。
日本人は骨格上、このハムストリングが硬くなりやすいと言われているのですが、このハムストリングが硬くなっているのを放置しておくと腰痛などになりやすくなります。
特にスピードを出して走る方は、地面を強く蹴り出す走りになりやすいため、最優先でハムストリングのストレッチを行うようにしましょう。
同じくらい優先してストレッチしたい大腿四頭筋
そしてハムストリングと同様に、そしてランニング初心者の方が最優先でストレッチしたいのが、太ももの前側にあたる大腿四頭筋。
名前の通り4つの筋肉から構成される大腿四頭筋は、身体で最も大きく力強い筋肉と言われており、ランニングでは着地衝撃を受け止める役割を果たすなど、ほとんどのスポーツで大きな役割を果たす筋肉です。
さらに股関節の動きにも大きな影響を与えるため、硬いままにしておくと、ストライドはどんどん狭くなっていってしまってと、走りに大きな支障を生んでしまいます。
特に初心者の方は、大腿四頭筋を酷使した走りになりやすく、膝の痛みにもつながりやすいため、最優先でストレッチを行うようにしてください。
ストレッチはとにかく毎日継続が大切
太ももに限ったことではありませんが、ストレッチはたまに頑張ってやるより、できるだけ毎日、メニューは少しづつでもいいので継続して実施することが大切です。
特に太もも周りの筋肉は、ランニングにおいて大きな役割を果たすうえ、硬くなると走りに支障が出る故障にもつながりやすいため、走った後のストレッチは習慣づけるようにしてみてください。
そんな太ももまわり(ハムストリングや大腿四頭筋)などのストレッチ方法については、世界一伸びるストレッチがメニューもバリエーション豊富にわかりやすく説明してくれているのでおススメです。
もし太ももまわりのストレッチをしっかりやっておきたいけど、いまいち何をしていいかわからない・・・という方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回の記事で紹介した書籍
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。