ランニング直後には何を食べると疲労回復に効果的?
先日の「夜走る前に食べるべきか、走った後に食べるべきか?」の記事でも書かせていただきましたが、走った後の30分以内の時間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、この時間帯に適切な栄養を摂るか摂らないかで疲労回復の具合は大きく変わってきます。
ただこの「適切な」という点がポイントで、間違った栄養を補給しても疲労回復にはつながりません。
そこで今回の記事では「走った後にはいったい何を食べたらいいか?」ということについて書かせていただきたいと思います。
ランニング後にオススメの栄養素
走った直後にすぐ摂りたい栄養素として挙げられるのはランニングで消費し体内で枯渇している「糖質」と抗酸化作用で疲労回復を促すビタミンC、そして筋肉を回復させるためなどに必要な「タンパク質」などです。
なかでも消化が速くエネルギーとなりやすい糖質・デキストリンが主成分のゼリーが最適と言われています。
そのデキストリンとはでんぷんを加水分解してできる食物繊維の一種で、このデキストリンを摂った場合と摂らなかった場合では回復料に3倍の差が出たという実験結果もあったそうです。
ちなみにデキストリンが主成分のゼリーの代表格としてはコンビニでもだいたいのところで販売されている「ウイダーインゼリー エネルギーイン」があります。
また多くのスポーツ選手が日常的に食べているバナナにも多くのデキストリンが含まれるため、ランニング直後にもおススメの食材です。
このデキストリン以外にはビタミンCを多く含む「オレンジ100%ジュース」やタンパク質を多く含む「牛乳」などのドリンク類は飲みやすく、栄養がすぐに体内に吸収されやすいため、ランニング直後に摂取するのにおススメの食材と言えます。
ランニング後の栄養摂取の注意点
これらの栄養を摂取する際に気をつけたいのは必要以上に摂りすぎない事。
いくら疲労回復のためこれらの栄養補給が大切とはいえ、ここで食べ過ぎ・飲み過ぎでお腹がいっぱいになりその後の食事をおろそかにしてしまっては疲労回復の効果も軽減されてしまいます・・・
またランニング直後にしっかりと栄養を補給したうえに、その後の食事もいつも通りにとってしまうとカロリーオーバーになってしまい、何のために走っているのか分からない状態になってしまいます・・・
適切な栄養補給で快適なランニングライフを!
「適切な栄養素」と「適切な量」、この2つを守る事で30分間以内のゴールデンタイムを充実、早期の疲労回復につなげていただき、いつも万全の状態でランニングを楽しめるよう心がけていきましょう!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。