レース中かなり重要な「給水」をとるためのポイント
今日より11月という事でいよいよマラソンレースシーズンも本格化してきて今週末も全国各地で多くのフルマラソン大会が開催されます。
そんなレース本番でかなり大事なポイントの一つとして「給水」があります。
普段なにげにとっているランナーの方は多いと思いますが、ここで間違った給水を行うと結果に大きな差が出てくる可能性があります。
そこで今回はレース結果に大きく差が出る可能性のある
について書かせていただきたいと思います。
レースで給水を摂るタイミング
ほとんどのレースでは5キロおきくらいに給水所が設置されていて、おおよそ30分に1度くらいの頻度でランナーに給水をとってもらうよう配慮されています。
そんな5キロごとの給水、人によっては「そんなに何度も給水する気になれない・・・」「給水をとることによるタイムロスがもったいない・・・」と考えられたりするようですが、レース中のパフォーマンスを維持するためには出来る限り5キロに1度もしくは15〜30に1度は給水をとるべきです。
そんな給水の際に一番NGなのは「まだ喉が渇いていないから大丈夫」とのどの渇き具合基準で給水をとろうとする事。
喉が渇いたときにはすでに脱水症状がはじまっていると言われており、喉が渇く前に先手を打って給水をとる事がレースパフォーマンスを維持するために必要不可欠なポイントです。
給水を摂る際のポイント
・・・と言っても無理に給水コップを取って、中の水分を全部飲み干す必要は全くなく、「半分ほどのこして捨てる」「本当に喉が渇いていなくてもうがい程度に口に含む」だけでも給水の効果は十分期待できます。
その給水をコップを取る際のポイントは取ったコップをすぐに口に持っていかない事。
あわててすぐに口に持っていくと水が気道に直接入ってしまいむせ込み泣きたくなるつらさを味わう事になるため、コップを取ってしばらくはコップを手に持って走り落ち着いてから飲む事を心がけます。
またコップの上を指でつぶして細い飲み口を作ってから飲むようにすると、一気に口の中に水が入らず顔にも水がかからないようになるため試す価値はじゅうぶんありです。
さらに気温が高い日は取った水をレース中に熱がたまりやすい首筋やふとももにかけてやると、体内に熱がこもるのを防ぐ事ができ、気持ちもリフレッシュできるためおススメです!
給水時は慌てずに!
以上のようにレース中に給水をとる際のポイントについて書かせていただいたわけですが、一番大切なのはとにかく慌てないこと。
給水をとる際にタイムをロスすると言ってもたかが知れた時間で、レース結果を大きく左右するほどのロスにはまずなりえません。
毎回給水のごとに咳き込むという方は思い切って歩いたりするなどとにかくあわてず、そして適切な量の水分補給を行う事でレース本番でベストの走りにつなげていきましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。