静的ストレッチで効果を最大限にする「4つ」のポイント
今週末にレース出場を予定している方は、今日・明日については走るのは抑えめにして、「レース前日に念入りにやっておきたいストレッチ」の記事でも書かせていただいたように静的ストレッチを念入りに行うのがセオリーの一つと言えます。
そんなストレッチですが、意識一つ変えるだけで確実にその効果は変わってきます。
そこで今回の記事ではレース前こそ意識したい「静的ストレッチの効果を最大限にするにはどうしたらいいか?」について書かせていただきたいと思います。
ストレッチの効果
普段何の気なしに実施しがちなストレッチですが、下記4点を意識して実施するとその効果は大きく増します。
2.呼吸を止めない
3.痛みを感じない程度にとどめる
4.左右対称で伸ばす
上記4点の一つ一つを見ていきますと・・・
1.伸ばす箇所を意識する
ストレッチというと深く曲げるなど身体の柔軟性にフォーカスをあてる方がかなり多くいらっしゃいますが、実際に注意したいのはどこの筋肉を伸ばそうとしているかを意識すること。
各ストレッチメニューには必ず伸ばしたい筋肉がピンポイントであります。
そのポイントとなる箇所を伸ばす意識をしっかり持って実施する事で、ストレッチ効果のアップを目指していきましょう。
2.呼吸を止めない
ストレッチをするときつい深く曲げようと呼吸を止めてしまう方は多くいらっしゃいますが、呼吸を止めると身体全体に変な力が入ってしまい、筋肉が十分に伸びない状態になってしまいます。
特にレース直前期はリラックスした状態を作る事が大切なため、ストレッチ実施時は緊張を取り除きゆっくりと呼吸を続けながらじっくり筋肉を伸ばす事を意識して下さい。
3.痛みを感じない程度にとどめる
上記2点のポイントでも書かせていただきましたが、ストレッチで大事なのは身体を深く曲げる事ではありません。
ストレッチというとつい痛みを感じる程伸ばす方がいらっしゃいますが、伸ばしすぎても筋肉を痛めるリスクが大きくなるだけで効果は期待できません。
また人間の身体は痛みを感じると自己防衛のため筋肉がこれ以上引き伸ばされないように収縮傾向を示すようになるため、適度に伸ばした時よりストレッチ効果が半減してしまうことにもなりかねないため、ストレッチ実施時は「適度にじっくりと」を心がけるようにしましょう。
4.左右対称で伸ばす
人間の身体は基本必ずと言っていい程左右非対称となっていて左右どちらかで伸ばしやすい方と伸ばしにくい方が出てきます。
そこで左右同じストレッチを実施する時は、伸ばしにくいと感じる方を重点的に時間をかけて実施する事を心がける事で、左右差をなくし、バランスのよい姿勢づくりにつなげていく意識を持つ事が大切です。
静的ストレッチを実施する際にまず意識する事
以上のようにストレッチを実施する際の注意点を書かせていただいた訳ですが、大事なのはストレッチの各メニューをなぜ実施するのかを意識して行う事。
これはどのトレーニングに関しても言える事ですが、目的意識を持ってトレーニングを行う事は効果を最大限にするために最も重要な事と言えます。
その目的意識を持って実施する事で、日常から行う事の多いストレッチをより効果的なものにしていけるよう心がけていきましょう!!
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合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
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