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ランニング万能トレーニング「変化走」とは?

明日6月7日(土)朝8時からのSWAC四日市・土曜午前練習会は、昨日告知させていただいたとおり場所を変更して中央緑地公園2キロトリムコースにて実施します!

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メイン練習のメニューは「変化走」!

変化走とは、速く走る時間とゆっくり走る走る時間を交互に繰り返すなど、ペースを上げ下げしながら走る練習です。

この変化走では、速く走る距離とゆっくり走る距離の設定の組み合わせ次第で、様々なバリエーションを組む事ができるのが大きな特徴です。

 

速く走る疾走と、ゆっくり走る緩走を繰り返す練習としてはインターバル走がありますが、インターバル走では基本緩走の時間を短めにして、呼吸がまだ安定していない状態で次の疾走に入っていく事によって心肺に刺激を入れる事が、大きなポイントとなります。

一方変化走ではゆっくり走る時間を少し長めに取る事もでき、呼吸がある程度落ち着いた余裕ある状態から次の疾走に入っていく設定も可能!

そのためインターバル走に比べるとペースアップしても感覚的に楽で、またゆっくり走る時間も長くとれば自然と長い距離を走る事ができます。

 

ある程度の余裕ある状態で、繰り返し速いペースで走れるため「スピード感覚」を身につけやすく、なおかつ長い距離を走る事もできる事で「スタミナ強化」も狙える変化走は、インターバル走と距離走のいいとこ取りができる万能練習として、下記の本でも紹介されています。

 

小出ランニングアカデミー
中日新聞社
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この本によりますと、マラソンではゆっくり走る練習だけではなかなか走力は上がらず、とは言ってもレースで走るような速いペースで長時間走り続ける練習を1人で黙々と繰り返せるランナーはそうはいないと書かれています。

 

特にこれからどんどん気温が暑くなってくる中で、長時間速いペースで走り続けては、どんなに走る事が好きな方でも走る事自体嫌いになってしまいそうです・・・

そんな暑い中でもときに速いペースで走りつつ、時にゆっくりペースのジョギングで呼吸をゆっくり落ち着かせながら、身体にこもった熱もさましていける変化走はメリハリもつけやすく、夏場に最適のメニューとなり得るポテンシャルを持っています!

 

明日の練習会では中央緑地公園の2キロトリムコースを1周2キロを速いペースで走ったら、次の1周2キロはゆっくり走る事を繰り返す形で「変化走」を実施します。

明日は雨も予想されますが、これからはじまる暑い夏場においての雨は天然のシャワーの中を走れると前向きにとらえる事もでき、むしろ快晴のかんかん照りの中を走るよりはるかに効果的な練習ができます。

また雨でぬれた身体をさっぱりさせる事ができるシャワー施設や着替えるスペースが、陸上競技場や体育館内にある事は中央緑地公園で練習する大きなメリットと言えます!(*シャワー利用料はともに10分間100円のようです。)

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今年の梅雨は少し長引きそうで、これからしばらくはついランニングをサボりがちなシーズン・・・

・・・ですが去年の夏しっかり走り込めていたメンバーの方々が、秋以降のレースで予想以上の走力アップにつなげていた事も事実で、「夏を制するものはマラソンを制する!」と言っても決して言いすぎではありません。

そんな秋のレース以降の飛躍のために、梅雨時期の雨ランニングはぜひとも行っておきたい練習。

SWAC四日市ではそんな雨ランニングを少しでも快適に行えるような練習メニューや環境をつくっていく事で、楽しく梅雨シーズンを乗り切っていこうと考えています!!

 

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