6月はランニングフォーム改善に最適のシーズン
夏場のシーズンに記録を狙うようなレースに出場される方はかなり少なく、自分の走りを一から見直すには6月は最適のシーズン。
そんな今の時期にやっておきたい事の一つに、ランニングフォームの改善があります。
ヒトによって筋肉のつき方も違えば、骨格もそれぞれのため、「誰もがこのフォームで走れば間違いない」、そのような万国共通フォームは存在しません。
ですが走るフォームをつくっていくうえで、抑えておくべきポイントはいくつかあります。
そのポイントからずれた走りを続けてしまっていると、思わぬ体力ロスにつながる事はもちろん、下手すると大きな怪我や故障などの大きな要因となってしまいます。
そんなポイントを抑えて自分が走れているかを確認するための一番の方法が、自分が走っている姿を動画で撮影してみる事。
動画に映っている自分の姿を、第三者的な目線で見てみると、今まで気づかなかった自分の走るクセや欠点などに気づくはずです。
また場合によっては、イメージしていた自分の走りとのギャップに、思わず凹んでしまう時も・・・
ただレースシーズンからいったんお休みに入る6月は、そんな自分の走りの欠点を見直すには最適のシーズン。
自分の走り慣れたフォームを修正する事は、大きなリスクもあり、下手するとパフォーマンスの低下にもつながりかねません。
それが一時的な事であれば何の問題もありませんが、長引くようであれば、再度修正するまでにだいぶ時間がかかってしまう可能性もあり、そうなると目もあてられません。
ですがオフシーズンに入ったばかりの6月であれば、時間に余裕を持ってフォーム改善に取り組む事ができます!
特に自分の走りのクセや欠点が出やすいのは、スピードを上げて走っている時と、疲れてバテてしまっているとき。
この2つは故障をしてしまう可能性が最も高い時でもあり、この時間帯のランニングフォームを改善できれば、怪我や故障のリスクを大きく軽減する事にもつながります!
またこの時間帯の走りの中で、自分の無駄な動きに気づく事ができれば、レースでのパフォーマンス向上につながる可能性もかなり高くなります。
そんな多くの効果が見出せる、ランニングフォーム改善のためのランニング動画撮影。
SWAC四日市では6月、7月の2ヶ月を特に「ランニングフォーム改善期間」として、トラック練習時を中心にメンバーのランニング動画撮影を定期的に実施していこうと考えています。
動画を撮影されている時や自分が走っている動画を自分で見るというのは、結構気恥ずかしかったりもしますが、今の自分の走りの現状を把握するには、動画撮影は最適の手段。
レースシーズンがいったん終わって、気持ちにゆとりのできやすい今こそ、自分の走りを一から見直してみましょう!!
合同会社ランシスの運営を通じて「ランウォーク」×「ツーリズム」の掛け合わせ「ランウォークツーリズム」による、三重を走り歩く新たなモチベーション創りを模索しています。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。